ラ・リーガで優勝を果たし、リオネル・メッシ退団後初となるタイトルを手にしたバルセロナ。
チャビ監督が率いるチームは37試合で18失点と鉄壁の守備力を見せつけた(2位レアル・マドリーは35失点)。
バルサにはメッシ復帰の噂があるが、そうなった場合に現在の守備力を維持できるのか。
『SPORT』のインタビューでチャビ監督はこう答えていた。
「(メッシがいたら、今季のバルサは全く違うものだった?)
いや、実質的には同じだろう。レオは様々なポジションでプレーできる。
偽9番、ウィンガー、インテリオール(センターハーフ)、ラストパスを出すために底(低い位置)にくることさえある。
爆発力は失われつつあるかもしれないが、W杯では爆発力のある並外れたメッシを見たはずだ。
結局のところ、彼は最高レベルでまだ何年もできると思う」
「(メッシような選手を組み込み、今季のような守備組織をどうやって維持するのか)
チームとともにだ。結局、ウスマヌ・デンベレにジュール・クンデと同じ守備レベルを求めることはできない。
ウィンガーは何度も迷うので、80分に20分の時と同じターンはできない。それは選手で補う。
結局、仕事と義務は誰にとっても同じだ。
ワールドクラスの選手であるロベルト・レヴァンドフスキが、我々のハイプレッシングやボールロスト後のカウンタープレス、低いミドルブロックに非常にうまく適応したのを見ただろう」
レヴァンドフスキさえも守備で貢献するようになったとして、メッシが復帰しても守備の問題にはならないと説明していたようだ。
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バルサは今季限りでセルヒオ・ブスケツの退団が決まっているが、この夏の移籍市場でどういった動きの見せるのか注目される。